「おもしろい本を読みたい!」
この記事では読書熱が高まっている人のために「読みたい本の探し方」をまとめました。
「似たような本ばかりで、ちょっとマンネリ…」
「新しい刺激が欲しい!」
そんな人にもおすすめのアイディアです。
- 情報収集は「サブスク」が便利
- 趣味を掘り下げるなら「レコメンド」を利用する
- 本の「引用・出典・参考文献」からたどる
- 「本屋」のメリットを利用する
- プロが選ぶ「選書サービス」を使う
- 読書家のおすすめがわかる「書評サイト」を読む
- 「無料」で読めるサイトを使う
- 本のイベント「ブックフェスティバル」に行く
- 個性的な「小さな出版社」から探す
情報収集は「サブスク」が便利
とにかく大量の本からバーーーーっと探したい人におすすめなのが「読み放題サブスク」を利用すること。
月々の定額制で配信されている電子書籍が読み放題になるサービスがいくつか登場しています。
数千冊の本、雑誌が読み放題になり、ヒマつぶしにも熟読にも最適。
また何か特定の調べものをしている人にもおすすめです。
例えば、家やマンションの購入を考えている人やダイエットをしたい人。
とりあえずGoogleで検索してみますよね?
ところが体系的にまとまった情報は少なく、
「具体的にどうすれば良いのかわからない…」
なんて経験はないですか?
そこで本が便利なわけですが、マニアックなジャンルの本だと小さな書店ではちょっと充実度が足りなかったり。
そんな時は「読み放題サブスク」内で検索してみて下さい。
Kindle Unlimitedなんかだと、過去に販売されたムック本や専門書、雑誌などを横断的に検索できます。
検索より深く、書店に行くより手軽。
なかなか便利な使い方なので、情報収集している方は参考にしてみて下さい。
読み放題サブスクは基本的にKindle Unlimitedがおすすめです。
オールジャンルを取り扱っており、無料体験もできるので。
その他、漫画や雑誌などジャンル特化型の読み放題サブスクも関連記事で紹介しています。
関連記事:本の読み放題サブスク5選。タイプ別に紹介【電子書籍】
趣味を掘り下げるなら「レコメンド」を利用する
Amazonや楽天ブックスには「これを買った人はこれも」というレコメンド機能があります。
それをたどって新しい本を見つけるのも手です。
レコメンドは、
- 近いジャンル
- 売れている
- なるべく新刊
の本に出会いたい時にはかなり精度が高いですね。
とはえ、オンラインストアのレコメンドはどうしてもトレンド性が高い本がならびがち。
イメージとしては大型書店の入り口にある平積みに近い感覚ですね。
世間で受け入れられている本の傾向をざっくりと知るには便利な機能です。
各オンラインストアには、お得なポイント制度や買い方があります。
こちらの関連記事もぜひご覧ください。
関連記事:本の通販ストアでおすすめは?読書家、本好きに嬉しいのはAmazonである理由
本の「引用・出典・参考文献」からたどる
エッセイなんかだどよくあるのですが「○○という本によると」など直接、他の本の内容を引用している部分がけっこうありますよね?
その○○を読んでみると、かなりアタリの確率が高いように感じています。
それもそのはず、自分の本の中で他人の本を紹介するなんて、その作家さんが影響を受けており、また信頼している本に違いありません。
音楽でジャンルの歴史をさかのぼっていくように、作家さんの歴史をさかのぼっていくことで良書に出会えることは多々あるでしょう。
読みたい本がないなぁと思っている方はぜひ、お手持ちの本をもういちど見直して、本が紹介されている記述がないか探してみて下さい。
「本屋」のメリットを利用する
大型書店、インディペンデント系本屋、ブックカフェ…。
ひとくちに本屋といっても様々な本屋があります。
本を探している時、ふらっとその本屋に身を任せてみるのも手です。
また本屋の便利な点として「本棚の一覧性」を挙げたいと思います。
1画面に1冊程度しか本が表示されないスマホをちまちまとスクロールしていると肩がこる…。
視界いっぱいに並んだ本の中を歩きながら見て回った方がかえって便利だし、楽しかったりしますよね。
そんな本屋のメリットをこちらの関連記事にまとめました。
興味ある方はご覧ください。
関連記事:通販にはない、本屋ならではのメリット3選
プロが選ぶ「選書サービス」を使う
多くの書店が新しいサービスとして取り組んでいるのが選書です。
アンケートや電話などで購入者の趣味をヒヤリング。
その結果をもとに書店員さんが豊富な経験からあなたが読むべき本を選んでくれるサービスです。
選書サービスは大きな広がりを見せ、現在では多くの書店が提供しています。
プロならではの選書はやはり信頼できますし、そのサービスを使うこと自体が単純にワクワクしますよね。
選書サービスはこちらの関連記事でまとめました。
ヒヤリング方法や料金に違いがあるので、ぜひチェックして下さい。
関連記事:書店の「選書サービス」まとめ。プロがあなたのために本を選んでくれます
読書家のおすすめがわかる「書評サイト」を読む
本の紹介記事(書評)をきっかけに良書に出会うことも多いと思います。
ネットには様々な書評が溢れています。
プロが書いた丁寧な書評、素人が書いたアツい書評…。
様々な書評サイトや書評SNSはこちらの関連記事でまとめました。
たくさんの書評を整理整頓して、チェックしたい方はご覧ください。
関連記事:書評が読めるウェブサイト、ウェブマガジン8選。有名人や書店員がおすすめする本がわかる
関連記事:読書、書評のSNSアプリ4選。読書の記録、本好きのコミュニケーションが楽しめる
「無料」で読めるサイトを使う
青空文庫などのサイトでは版権のきれた名作を無料で読むことができます。
他にも、無料体験版の電子書籍など無料で本を読む・買う方法はいくつか存在しています。
まぁ、本好きは無料で読むことをうれしいとは思わないでしょうが、教養として知っておいてください(笑)
本のイベント「ブックフェスティバル」に行く
近年、本がテーマになった大規模イベントが全国各地で開催されています。
2020年は中止やオンライン開催に変更になったブックフェスティバルが多いですが、本の出会い方としては、間違いなく楽しいものです。
全国各地のブックフェスティバルをまとめました。
ぜひチェックしてみて下さい。
関連記事:全国の「ブックフェスティバル」まとめ。思い出に残る一冊に出会おう
個性的な「小さな出版社」から探す
「売れる本」に飽きてしまった人におすすめなのが、少数精鋭で読み応えのある本を作っている小さな出版社です。
時代に流されない、普遍的な内容を意識した本。
マニアックで深みのある本。
肌に合う出版社を見つけられたら、一生ものです。
関連記事:個性的な本を出版する「小さな出版社」まとめ。流行に流されない本